4月26日(日)、神保町 BOOK HOUSE CAFE にて、当社初の絵本『こきゅう』の出版を記念したイベントを開催しました。
本作は、作家・きたがわめぐみ先生と、呼吸療法・集中治療を専門とする医師・大村和也先生による、呼吸のしくみをやさしく伝える絵本です。
読み聞かせが始まると、会場は一気に絵本の世界へ。
酸素が鼻から入り、気管支を通り、肺胞から血管へ飛び込み、ヘモグロビンに乗って全身へ運ばれる――。
そんな“呼吸の旅”がテンポよく語られ、子どもたちも大人も物語に聞き入っていました。
イベントでは、作家の きたがわめぐみ先生 と、医学監修を務めた 大村和也先生 のお二人によるトークショーが行われました。
きたがわ先生からは、ご来場者へのご挨拶の後、『こきゅう』を制作したいと思ったきっかけや、大村先生との出会いなどが語られました。
一方、大村先生からは、絵本制作に関わった背景や、医学的に正確であることの大切さが紹介されました。
お二人それぞれの視点から語られる制作エピソードや絵本への思いが重なり、作品の魅力がより深く伝わる貴重な時間となりました。
その後の質問コーナーでは、ご来場者の皆さまからご質問をいただき、きたがわ先生と大村先生にお答えいただきました。
・骨と筋肉はどのように酸素を使っているのか
・さんそちゃん と にさんかたんそちゃん はどうしてこの色と形にしようと思ったのか
・味覚には酸素を使うのか
などなど、興味深い質問をたくさんいただきました。
「人間は呼吸をしないと生きていけない。酸素が体に入らないと苦しくなるのはそのため」
と、呼吸の大切さをやさしく伝える場面も。
医学的な内容でありながら、絵本の力で“難しい”が“楽しい”に変わる時間となりました。
今回の出版記念イベントは、呼吸という専門的なテーマを、絵本を通じて親子で楽しく学べる場となりました。
絵本『こきゅう』が、子どもたちが自分の体に興味を持ち、安心して学べるきっかけとなれば幸いです。
ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。